司会 越後節子
09:30~ 受付開始
10:00~10:10 開会の挨拶
実行委員長 海野 和子
特定非営利活動法人手話教師センター 代表 川島 清
10:10~11:40 基調講演
神庭真理子氏(東京大学大学院)
「学習者のマインド~第二言語習得研究から手話教育を考える~」
11:40~12:00 質疑応答
12:00~13:30 休憩
13:30~14:00
発表1 河合祐三子「 教室活用(ワークショップ)を通して」
14:00~14:30
発表2 柳 匡裕「『手話脳』の作り方に関する考察」
14:30~15:00
発表3 原 千夏「手話空間における縦と横の使い分け~数詞の配置をめぐって~」
15:00~15:15 休憩
15:15~15:45
発表4 下城史江「ラベル<くだらない>に関する指導戦略について」
15:45~15:55 DVDプロジェクト発表 そら組
15:55~16:00 閉会の挨拶・事務連絡
17:00~19:00 懇親会
* スケジュールは変更することもありますのでご了承ください
◆河合祐三子「 教室活用(ワークショップ)を通して」
私たちの言語(日本手話)は生活の中で自然なことである。第二言語の学習者は学ぶことから始まる。頭で考えることも大事であるが、身体で知ってもらうことを主眼にした教室活用(ワークショップ)を取り入れることの重要性について発表する。
◆柳 匡裕 「『手話脳』の作り方に関する考察」
「手話脳」とは会話などを行う際に、手話の内容をいったん日本語に翻訳してから会話の内容を理解し、それに対する言葉を日本語で考えた後に再度手話に翻訳し直して返答するのではなく、手話の内容を手話のまま理解して返答すると言う脳の働きをさす。その作り方について「英語脳」を参考に指導法を考察し、これを発表する。
◆原 千夏「手話空間における縦と横の使い分け~数詞の配置をめぐって~」
手話学習者の手話空間における数詞の配置の使い分けが曖昧になっていることが多く見受けられる。一方、手話第一言語者は場面に応じて配置を使い分けている。本発表では、両者はどのような場面でどう使い分けているかリサーチし、適切な使い分けと指導方法を考察する。
◆下城史江「 ラベル<くだらない>に関する指導戦略について」
手話学習者に形容詞などの語彙を習得させるためにはより慎重な指導が求められる。また価値観の違いが生ずることも加味しなければならない。今回は<くだらない>に焦点をあて、より確かな指導方法を考察し発表する。